おーぷん花騎士まとめwiki

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喜び

何処とも知れぬ、バナナオーシャン辺境の村で生まれた彼女。彼女が産声を上げたその日の夜空に一条の流れ星が瞬いた。

――その村には言い伝えがあった。
「流れ星の流れた日に生まれた子は、村に災いをもたらす凶兆の子となる」と。

言い伝えと迷信が強く根付く地で生まれた彼女は、ただ空に流れ星が見えただけで望まれぬ子となってしまったのだ。
腹を痛めて産んだ母親と健やかな成長を願った父は彼女を村人達から隠して育てた。しかし、結局は村人達にバレてしまう。
そこからどうなったかって？そりゃ簡単さ、流刑だよ。
まだ幼い彼女は周りから死を望まれ、海に流されることとなったのだ。
もちろん娘を見捨てることなんて出来ない父と母は、流されるサオトメバナを助けようとした。

……が、世は無常。「地獄は地獄を呼ぶ」というラテン語のことわざもある。
流される子と助けようとする親の前に現れたのは何とサメ。
彼女の目の前で父親と母親はサメに食い殺されてしまったのだ。

そこから気を失った彼女は打ち上げられたどこかの浜辺で目を覚ます。
「助かった」、そう思ったのも束の間。何と打ち上げられた浜辺はよりにもよって生まれた村のすぐ近くだったのだ。
親を喪い、居場所の無くなった村へと戻された彼女。
ただ流れ星が流れただけで、彼女の人生はあっという間に真っ暗になってしまったのだ。

だが「地獄に仏」とも言う。
死を覚悟した彼女の前に一人の老人が現れた。
その老人は彼女を拾い、山奥の自身の隠れ家へと連れて行った。

彼こそが後に「師匠」と呼ばれることとなる、彼女の育ての親。
彼は彼女に生きるための様々な技術を教え、天狗の面を与えた。
サバイバル術は一人で生きていける様にするため、天狗の面は村人より正体を隠し危険がないようにするために。
山中での隠遁生活は過酷ながらも、彼女に色々な物を与えた。
そして老いた「師匠」が亡くなった後、彼女は山を離れて花騎士となった。

山菜の料理が得意、鉤縄を使い身軽に駆け回るといった所は「師匠」譲りの技術だろう。
そして、他者との関わりを避けつつも、人の情や愛を心の奥底で求めるのは過去のトラウマからか。

彼女が「流れ星」を忌むべきものではなく、幸せの象徴と感じるようになるのは、少し後のお話……。

もちろんだけど寝室は良いものだぞ。通常も第二も。
人の愛に飢えるツンデレを優しく抱く第一と、すっかり団長の虜になった彼女から求めてくる第二。どっちも破壊力抜群だ。
特に第二はリュウゼツランに負けず劣らずのポテンシャル(性的な意味の)を発揮してくれるぞ。
なにせ両手の指で数えられないほどだからな。何がって？例に出した子から察しろ。

通常	喜び	怒り
悲しみ	照れ	驚き

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