ユリズイセン科の属、アルストロメリア属もしくはユリズイセン属と呼ばれる。
南米原産で、アンデスの寒い山中のおよそ50種類の植物がユリズイセン属に含まれる。原産地から「インカのユリ」という名前も持つ。
広めたのは分類学の父カール・フォン・リンネ本人。彼の友人クラース・アルストレーマー(Alstroemer?)にちなんでAlstromeriaとして残した。
日本に最初に伝わったのは1926年。時代で言うと大正時代である。
百合水仙というだけに
ユリのような花を咲かせる。アルストロメリアの存在を知らなければユリの一種と思いそうなほどである。
花騎士のアルストロメリアは白いものをモチーフとしている。前髪に入ったメッシュを見ると「ああうん確かにアルストロメリアだわ」と思うことを保証しよう。
黄色やオレンジの種類でも花びらにはトラ柄に近いメッシュ模様がある。