タデ科イヌタデ属一年草・・・のぶっちゃけ雑草。
イブキトラノオ属、オンタデ属、チシマミチヤナギ属、ソバ属とひっくるめて広義に「タデ属」とされることもある。
名前はヤナギタデに比べて辛くないから役にたたないという意味で
去ぬタデであるとされる。
といっても、つまり食べようと思えば食べられるということ。刺身のツマにもなっているとかどうとか。
花や果実を赤飯に見立てたアカノマンマという別名もある。
アジアの温帯から熱帯に、国内ではどこにでも自生する。
長い茎を横に伸ばし、先端に密集させて花の穂ができる。
高さは20〜40cmになり茎は円柱形で紅紫色。
開花は4〜11月と長く、茎と似たような色の小さな花が密に咲く。
花弁はなく、萼が4または5裂する。おしべが8本でめしべが3本ある。