春の七草に数えられる芹はセリ科セリ属の多年草。湿地、あぜ道、休耕田などに生える湿地性植物で、つまりぶっちゃけ雑草。
というか七草ほとんど雑草
30cm程度の草丈で地下茎を伸ばす。花は肉眼で花弁を確認できないほど小さな白いものを茎の先端につける。
東洋文化の食材であり、日本では七草粥以外にもおひたしやきりたんぽ鍋に使われる。野菜としての旬は実は七草粥から少し遅れて3月〜4月らしい。
栄養価が高く、風邪や胃・肝臓の機能改善、デトックス効果やコレステロール排出に効果があるとされる。
自生場所も形態も似たドクゼリというセリ科ドクゼリ属の毒草との誤食事故が発生しており、たまに
キツネノボタンの誤食事故も起きる。
セリの名は競り合うように群生することが由来といわれ、白根草の別名を持つ。