おーぷん花騎士まとめwiki - ソラル・ナハトレイクス
小説版『フラワーナイトガール -リュウゼツランの咲く頃に-』の主人公。原作ゲームには登場しない、本作オリジナルキャラクターである。

年は18。1000年前最初の花騎士・フォスと共に『死の王』と戦った最初の騎士団長の子孫。
幼少期はブロッサムヒルで暮らしていたが、7年前のある出来事を契機にウィンターローズへ留学。
巻頭カラーページではやや長めな黒髪に顔立ちのシュッとしたイケメンであることが判る。チッ
世界を守る騎士団長としての自覚はとても強く、害虫との戦いを終わらせ、再び人と虫が共存する世界を取り戻すことを誓っている。
特技はナイツ・アンド・バグスと呼ばれるボードゲーム。現実でのチェスや将棋に近い物らしく、兵法の勉学にも用いられている。
ウィンターローズではチャンピオンと呼ばれる程の腕前を誇り、こそこそ自信があると豪語していたナズナとの対局で24戦24勝0敗の完封勝利を収めた。
苦手なものは女。花騎士かどうかは関係なく、とにかく女性の感性というものが理解できないでいた。
その割に女性によくモテ、秘書のナズナや幼馴染のリュウゼツラン、騎士団員達からは皆好意を持たれている。
また自身に触れても魔力酔いなど異常を起こさなかったことからカトレアからも興味を抱かれている。爆発しろ。
それゆえ下着が見えている恰好のナズナを直視できなかったり、再会したリュウゼツランを始めとした騎士団の花騎士たちと上手く接することができず常に一歩引いた立ち位置にいる。

十歳の折、父であり団長でもあるバンドゥス・ナハトレイクスの探索任務に同行した際害虫に襲われている村を発見。
騎士団長として人々を守る義務があるバンドゥスは花騎士を率いて害虫と交戦。しかし元は探索任務中ということで十分な戦力はなく、劣勢に追い込まれる。
そこで花騎士たちの中で傷が浅く戦える三名をその場で害虫たちの足止め要員として留まらせ、村人を優先して逃がす為に戦線離脱した。
結果村人は全員救えたものの、囮として残した花騎士は全滅。彼女らの墓前で泣くバンドゥスだったが、そんな彼をソラルは
「花騎士たちが死んだのはお前の命令のせいだ。お前に彼女らの死を嘆く資格はない」と非難。その日の内にウィンターローズへ家出(名目上は留学として)した。
――花騎士の命を無下に扱う、父のような無能な団長にはならない。
その決意を胸に、そこで騎士団長をしている叔父に弟子入りして兵法術を磨くようになる。

※本編のネタバレ注意