ツツジとは、ツウジ科ツツジ属(
Rhododendron)に属する植物の総称
皐月躑躅やシャクナゲ、時にツツジ属以外の
ドウダンツツジなど、ツツジ科の多くの植物を表す
サツキ以外の半常緑性ヤマツツジを単にツツジとだけ呼ぶことが多い
ヤマツツジ系で約90、園芸品種になると1000以上の種類があるといわれる
古くから園芸栽培されており、特にサツキとミヤマキリシマから派生した品種が多数ある
学名はロードデンドロン(Rhodon:
バラ+dendron:樹木)だが、西洋に持ち込まれ園芸化したツツジはアザレアと呼ばれる
ツツジは低木から高木までさまざまなものがあるが、ヤマツツジでは1〜5mとなる
ヤマツツジは若い枝に淡褐色の剛毛が密生、春と夏で別タイプの葉を出す
春葉は秋に落葉するが、夏葉はそのまま一部越冬する
開花はヤマツツジが4〜5月、サツキが5〜6月となる
サツキは水場での生育が多いため、ヤマツツジに比べ多湿に強く、波対策のために匍匐しがちな樹形となる
ヤマツツジのサツキに対する特徴として、葉・花が大きい(ヤマツツジ葉5cm、花5cmに対しサツキ葉2cm、花4cm)、サツキより葉が柔らかく光沢がない、おしべが6本以上になるものが多い(サツキは5本が多い)、白やピンクといった薄めの色(サツキは濃いめの紅赤が多い)の花がほぼ同時に咲く(サツキは少しずつ咲く)といったものがある
花は多くの品種で5裂する合弁花で、グラヤノトキシンを含むため蜜の摂取は時として死を招く
余談だが、
#CD4187でアザレア、
#FF3399でアザレアピンクという色がこのウィキ上で表せる