ツバキ科ツバキ属の常緑樹。
近縁の
サザンカとそっくりの花が咲くため咲いている間はどちらか判別しにくいが、一般的な種類であれば「花がまるごと」落ちているものが椿である。一方の山茶花は通常花びらを散らせる。
この「咲いた姿のまま落下する」という姿が「首を斬り落とされた武者」のようだということで、椿は縁起が悪いと戦国武将らからはあまり好かれなかったようだ。
厳密な種類としてはヤブツバキを示す。総称としてのツバキでは近縁種と交雑種を含むが、サザンカはサザンカだと判別されればサザンカと呼ばれツバキには入れてもらえない
ウッヒィー、ひどいよ団長くぅん!
ヤブツバキは5m以上もの高木になり、北国では雪で枝が折れないように低めに育つユキツバキというものがある。我々日本人のみならず紅茶人にはイギリス、中国では六茶など世界のほぼ全てと言って差し支えないほど人間の飲み物として欠かせないお茶こと
チャノキもそうだが、栽培されている場合は
プチ・センティ手入れされているのであまり高木という印象はない場合も多い。
漢字表記の春の木は開花時期が旧暦の春、今でも早春の知らせであることから。季節を知らせる植物は他にエノキ、ヒサギ、ヒイラギ
ヒサギだけ聞いたことないです・・・→アズサのことらしい。四文字ブームの頃のバンドメンバーとか、和歌で弓にされていたりとかするやつ。
ヤブツバキの原産は日本で、当然耐寒性は高いし耐暑性も持つ。
古くは常緑樹というだけでも霊木扱いを受けていたようで、椿に関する伝説もいくつか。しかしそんな霊木から油を搾って使おうという日本人の活用精神たるや・・・
またCMでもおなじみ化粧品ブランドも含めて名前の元ネタにとてもメジャーな植物でもある。そんな資○堂のシャンプー画像の背景にボトルカラーに合わせたツバキを配置したコラ画像を作るでち公も居たりする