グランデ・フルールで見事一位になったけど、正直驚きはないのよね。
皆きっと、あたしの尻尾と耳に踊らされたのよ。うふふっ。
世界花の巫女に選ばれたことに対してヒガンバナは「もっと自分よりも可愛い子がいるのに」「人の前に出るのは苦手」だと不満を口にしている。キルタンサスなど、可愛い子を差し置いて自分が選ばれたのが不服らしい。
この服はどうでもいいけど、尻尾を汚したら承知しないわよ?
と発言、ここだけみると巫女に選ばれたことに関してあまり関心がないように見られるが更によくボイスを確認してみると自分の尻尾と耳を自慢げにしておきつつも、巫女服やグランデ・フルールで1位に輝いたことへの感謝と喜びを胸に秘めていることが見て取れるだろう。
面倒くさいというのもあるが、洋館に閉じこもりがちで世界をよく知らない自分が巫女に選ばれているということについてプレッシャーも感じている様子。
素直になれない彼女の複雑な内面が伺える。
しかしやはり人前に出るのはあまり本望ではないようで、訪ねてくる人たちの殆どが尻尾と耳に好奇の目を向けることにうんざりしている模様。
相も変わらずにキルタンサスなどの可愛い花騎士を可愛がるのが大好き。
世界花の巫女に選ばれて多くの人々と交流し、また団長の紹介で花騎士の魔力制御の手伝いをしたからか多少社交的になったようだ。
デレ度が通常のヒガンバナとくらべて135%アップ(当社比)。
今まで触らせてくれなかった尻尾と耳を、ヒガンバナ自ら撫でて欲しいと懇願するほどになった。
キルタンサスと本質的には一緒?のようにツンデレと思われる言葉も口にする。彼女の悲しい思い出は癒やされ始めてきているのかもしれない。
守るべき世界(キャラクエネタバレ注意
巫女の儀式の直前、人前に出るのを嫌がったヒガンバナは団長を手玉に取って脱走(逃げられた!
団長がヒガンバナを見つけた時、彼女は丘の上から世界をなんとなく眺めていた。
そして、ヒガンバナは自らの素直な気持ちを打ち明ける。
ヒガンバナの記事でも書かれている通り、彼女は自分の高すぎる魔力に苦しめられてきた。
思い通りにいかないことばかり……世界そのものを呪ったこともあったらしい。魔力の制御に成功し騎士学校にも入ったがあまり楽しくはなかったそうだ。やはり周りの人々はみな、尻尾と耳を気にしてくる。
しかし騎士学校でキルタンサスと出会い、卒業して花騎士になって、団長と出会い、徐々に変わり始めたのだ。
そして今、嫌いだったはずの世界が輝いて見え、守りたいと思うようになった。
自分を変えてくれたたくさんの人々に、世界に感謝をしつつヒガンバナは儀式に出席。素晴らしい誰もが感動する儀式となり、無事役目を終えた。