まだ数少ない副業持ちの花騎士。普段はロータスレイクの
ヒヤシンスが経営するカジノ「パルファン・ノッテ」でディーラーを勤めている。ヒヤシンスにとてつもない額の借金をしていて、そのお金を返済するために働いているとのこと。
なぜそんな借金をしたのか?それは彼女のセリフとキャラクエで語られる。
キャラクエネタバレ注意!
先程も述べた通り、彼女の特徴的なうさ耳は魔力によって生えたもの。それが目立ったことで、実の親から気持ち悪がられて捨てられてしまう。さらに「こんな耳が生えてるなんて珍しい」と大貴族にさらわれゲームの商品にされたりもした(簡単に言ってしまえば、「人身売買」。本人曰く、信じられないような額のお金が飛び交っていたという)。
このまま悪趣味な大金持ちに買われてしまうのか…と思い始めた時、そこに現れたのがヒヤシンス。ヒヤシンスはその場にいた相手に次々と勝っていく。どんなに汚い手を使われても、イカサマをされても…。そして、ゲームの主催者に全財産を賭けた勝負を始める…時に、彼女はブプレウルムが代わりに勝負をしろ、と言い出した。いくら全財産が賭けられていると言ってもその時のヒヤシンスは連戦連勝、流石に主催者が勝負に乗るのを渋っていたからだ。もちろん主催者は承諾、だがブプレウルムは全くの素人でありイカサマが見抜けずに負け続けてしまう。ようやく見抜けた時はもうボロボロの状態であったが、そんな中でも「もう負けたくない」という思いと「ここまでしてくれたヒヤシンスに全てを失わせたくない」という思いによって最後の最後に無事勝利。その結果今のような自由の身となっている。
…とは言うものの、ただで助けてもらった訳ではなく、ヒヤシンスがブプレウルムを買った「言っても信じられないくらいの額」のお金がそのまま借金になっている。それを返済するために今もパルファン・ノッテで働いている…
この様な過去はあるが、案外ディーラーとして働いている今を楽しんでいるそうだ。
ディーラーなだけあって、セリフも勝負事に関するものが多い。スキル名も、「Open the Wildcard!」。アルファベット表記なのがオサレ。
花言葉は「はじめてのキス」。
でも寝室でキスシーンがないのは誠に遺憾である
ブプレウルム(
Bupleurum)はセリ科のミシマサイコ属あるいはホタルサイコ属と呼ばれる属の学名
あるいは園芸上ではその中でもツキヌキサイコを指す
ブプレウルム属は全体で無毛、分枝する茎、単葉、平行脈、複散形花序という特徴を持つ
ツキヌキサイコは一年草で高さ60〜150cm、一段目の花序は花弁状の小総苞がつく
花が目立たないため直接園芸・観賞にといったものではないが、脇役としてアレンジメントに刺されることが多い