ベルゲニアはユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ属の学名で、ドイツの植物学者ベルゲンさんにちなむ
その名の通りヒマラヤを中心として分布し、中国からアフガニスタンまでで10種ほどの野生種がある
栽培対象としてよく選ばれるのはヒマラヤユキノシタ、シベリアユキノシタ、ナガバノユキノシタ、プルプラセンス、これらの交配種である
春にピンクや白の花が花序となって鮮やかに咲く
乾燥・寒冷には強いが高温多湿や直射日光には弱いため、半日陰での栽培が多い
地面を這って成長し、葉も大きいためグラウンドカバーとして栽培されることもある
ベルゲニア・リグラタの根には消炎、鎮痛、利尿の作用があり、尿路結石や腎結石の治療にも使われる
ユキノシタと交流を持つのは近縁だからであると思われる