おーぷん花騎士まとめwiki - ホトトギス

かの人に 思い届けと 鳴く声は 月に吸われて 夜に散る

うん……今度のは悪くないかな……

ひゃぁ!? 団長様、いつからそこにいらっしゃったのですか!?


概要

 初期から団長を支える☆5突の花騎士。チビ害虫からのダメージ軽減というアビリティの唯一性から重宝されていた。
同じアビリティを持つハナショウブが登場したものの、数少ない存在なので今でも害虫の巣が多いステージでは役立つだろう。

 儚げですぐに倒れてしまいそうな可愛らしさ言動をしているが、実際のところHPも防御も高い耐久型であり、
しかも開花すると回避アビリティを獲得するため、他の花騎士が倒れる中たった一人で孤軍奮闘する場面も見掛けられる。
さらに好感度を上げ、開花して育ててあげれば攻撃力上昇のアビリティもあり攻撃面にも隙がなくなるだろう。

 性格に関しては控えめで大人しい。詩を詠むことが好きで何かと推敲しているセリフも多い。けれど人に聞かれるのは
恥ずかしいのか、聞かれている事に気付くと慌ててしまう。可愛い

 そんな彼女だが、開花していく内に自信をつけ大胆さが出てくる。心を許した相手だからこその大胆なセリフは感動的である。
ホトトギス団長でなくとも是非とも聴いて頂きたい。脳がとろけそうなほど可愛い
開花する前でも期間限定のセリフを聞く限り、控えめながらも団長に想いを告げていることが多い。控えめではあるが、伝えるべきことはしっかり伝える芯の強さを持ち合わせている。

 ちなみに同名の鳥がいるものの色合い以外関連性はない……が、和歌で鳥のホトトギスは夏の季語として扱われている。
また古典の文学作品でも扱われることがあるため、詩を詠むことが好きな由来はこの辺りから来ているのだろう。多分運営の人そこまで考えてないと思う

立ち絵

進化前進化後開花後

表情

進化前


進化後


開花後

SD



ホトトギスとはカッコウ科カッコウ属の一種で、鳴き声と托卵の習性が有名である
体長は30cm弱といったところでハトよりは小さい
頭部と背中は灰色、翼と尾羽が黒褐色で、胸・腹は白く黒い横縞が入る
アフリカ東部〜インド、さらに中国南部まで生息し、アジアの越冬個体群が5月ごろから朝鮮半島経由で日本まで渡って来る
戦国武将の人となりを表す題材の「鳴かぬなら〜」の句でも知られる

・・・の方が、というか最後の句のことの方だけ知っているという人も居るだろうが、ユリ科ホトトギス属の多年草の方である
山野の森林、あるいはその外縁付近、崖、傾斜地といった日当たりが弱い場所を選んで自生する
初夏から秋が開花期で花弁は6枚、大きさ数cm程度で2〜4日の間咲く
花の形はユリと大きな差はないが、紫の斑紋が特徴的である(種によって持たないものもある)
この斑紋を鳥の方に見立ててホトトギスと名付けられたが、英語ではヒキガエルの背中に見立ててToad Lilyと呼ぶそうな・・・
分布地域は極東、国外では台湾と朝鮮半島ぐらいで、確認される19種のうち13が日本で自生し、さらに10種は日本の固有種であるため原産地は日本と考えられている
固有種であることに加え、山林開発と盗掘被害によってその数を減らしており、絶滅危惧種に指定される種も多い
園芸でよく植えられる「ホトトギス」はタイワンホトトギス系で、丈夫なのが特徴