今日は七夕。
いつぞやカンナの提案で始まった春庭の短冊飾り。今日の騎士団はその短冊を、星に願いを届けるべくウカガミの谷で最も高い場所の笹に飾りつけて来るという任務を言い渡された。
道中、任務とは無関係に短冊を飾ろうとする人影を発見。彼女・・・カレンデュラも花騎士だったこともあり、願いを叶えるために同行したいそうだ。カレンデュラの願いは「生き別れた姉を見つけたい」。
いい感じの場所に笹を見つけたと思った騎士団だったが、なぜか行けども近付けない。なんと害虫だったのだ。
続いて現れた
その翅でどうやって飛べるのかさっぱりわからない害虫にリンゴちゃんが拉致されてしまい、笹に飾り付けられているところを救出した。
えらい丈夫な笹だな
周辺の笹にも宝飾品が数多く飾られており、害虫による窃盗被害を拡大させないことも含め、リンゴちゃんを拉致った仇を取るため捜索。
カレンデュラが笹の倒れ方から飛んで行った方向を見出し、竹林を抜けた場所は中心街を一望できる高台。
害虫は討伐し、盗まれた物も回収し、ようやく短冊と吊るすことができた。
―――――今日のような出会いが、楽しい思い出が、またありますように。
願いを下げた笹は、ベルガモットバレーを見下ろしてただ揺れていた