ベルガモットバレーの貴族家庭に生まれ、両親を亡くした少女が一人
家を守るための政略結婚の話を持ち掛けられるが、年頃の女の子はやっぱり自分で恋愛したい!
縁談の相手に引けを取らない「理想の旦那様」を求めて外の世界へと飛び出した
ベルガモットバレーで聞き込みをしていると、今まで家からロクに出たこともない箱入りの彼女にとって、新鮮で、衝撃的で、自分の求める理想像に当てはまる人物の話で持ち切り
その人物とは、新人時代から(プレイヤーの目に見える範囲では)一人たりとも死者を出すことなく数々の任務を遂行し続け、ウィンターローズで1000年の封印から目覚めた「千の足」の怪物「炎熱と宵闇の化身ナイドホグル」を食い止める戦いの最前線に乗り込んで、お伽噺の「太陽の剣」そっくりな力を使って再封印に成功した
ぶっちゃけ話30倍ぐらいに盛ってると疑われてもしょうがない大英雄
ご存じプレイヤーの分身たる、
しょっちゅう軽装で雪山に登っては死にかけるが濁流から人とわんこを抱えて平然と帰ってくるバケモンブロッサムヒル騎士団の団長のことである
通りすがりの
フィソステギアは商人の鑑定眼と意匠の知識
ついでに最終目的であるブレーメン復興に向けての知識でペンダントがコダイバナ王家の紋章になっていることを見抜く
メコちゃんの家の老メイドは、亡くなる前のメコ両親から話を聞いていた
分家とはいえ、害虫出現の元凶であるコダイバナ王家の血筋を引いた家系であること
兄弟もなく、最初の混乱の中本家を始めとした他の家系はとうに全滅していること
すなわち、今、コダイバナの王位に正当な継承権を持つ人物はメコノプシスただ一人であること
だからこそ、その事実を知ることなく、戦いから離れ幸せに生きてほしかったこと
全てを知り、親の遺志を継いでコダイバナの復興を目指すことを決意したメコちゃんは、団長との結婚に俄然やる気を出す
ナイドホグルとの決戦の舞台を自分で見たいメコちゃんのため、ブロッサムヒルへはウィンターローズ経由で向かうことになったが、途中で道に迷ってリリィウッドの森の中に入ってしまう
偶然緊急討伐任務の現場に遭遇し、負傷兵に混ざって交代の部隊に守られながら中心街まで行くことになるが、家からもほとんど出たことのないメコちゃんにとって「命のやりとり」は自分の世界を壊す出来事であった
体を張って、命を賭けて、害虫と戦う現場を見たメコちゃんは、戦う力がなくても手伝いがしたいと、
エルダーフラワーの誘いに乗って治療中の
チューリップ診療所で応急処置を行う
そこで今さっきの交代部隊が例の団長の直接指揮部隊だったと知り、次に向かったバナナオーシャンに急行する
途中キルクの遺跡の駐屯地で休憩中、バナナオーシャンには特に多い孤児院の子供らが群がってきて、休憩のお礼に孤児院の手伝いをしに行く
そこからさらにプラタノの港に荷物を取りに行くのまで手伝っていると、
団長の巨大GPSクジラ艇がブロッサムヒルに向かっていてまたもすれ違う
害虫出現でリリィウッドが封鎖されており、海路でヨーテホルクを経由しブロッサムヒル中心街に行こうとするメコちゃんだったが、途中偶然にも害虫に襲われて街道から外れた馬車を見つけ救助する
街道から死角になっているため花騎士の到着を待つのは危険だと判断したメコちゃんと馬車の護衛の一般兵さんは中心街に急いだが戻ってきた害虫に追い付かれてしまった
花騎士もおらず、もはや絶体絶命と覚悟を決めた一般兵さんと乗客だった・・・が、メコちゃんは諦めようとしなかった
自分にも力があれば、自分が花騎士だったら、この人たちを守ることができるのに・・・!この人たちにも家族が居る、ここで死なせたらバナナオーシャンの孤児院のように、残された家族が悲しい思いをする、それだけは許せない・・・!
このわずかな間に急成長したメコノプシスの決意と覚悟に呼応したかのように、コダイバナのペンダントが輝き、爆発的な世界花の加護を放出して害虫を倒す力となる
使いかたを知らない拙い力だったが、騎士団の到着まで害虫を牽制し続けるには十分な輝きを有していた
そのまま気を失ったメコちゃんは騎士団に保護され、病院のベッドで目を覚ました
いつもの流れならここで団長を追うところなのだが、今回は自分から行かないと言いだした
戦闘、負傷、孤児、そして無力。メコノプシスは世界と自分を知り、戦う力を、護る術を手にするために、そのままブロッサムヒルに留まって騎士学校に通うことを決める
熱心に勉強を続け、ついに正式に花騎士となったメコノプシス
しばらくしてとうとう念願のブロッサムヒル騎士団に転属が決定し、新人時代へと続く・・・
とか思ってたら団長がド直系の先祖返りっぽいということが判明
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