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ツインテ
よりもおっぱいこぼれそうな方に目が行く



スイカズラ科リンネソウ属常緑性小低木
単型の属で他の植物はない
名前の由来は我らがカール・フォン・リンネ
植物分類の父リンネ(Linné)が好きすぎて自分の名前にしちゃった(Linnaea)ため、和名も追ってリンネ草。六道輪廻いっさい無関係
花が二又になった茎にセットで咲くという特徴から元の名前はメオトバナ
分布は北米、南欧、東亜と広く、登録標本は北欧も北限近いラップランドで採取された
そのためか種小名は北方のものを意味するborealisとなった(※ボレアス＝北風のアネモイ)
基本となるヨーロッパのものをsubsp. borealis、北米のものをsubsp. americana、アジアのものをsubsp. longifloraという3亜種・変種で記録されている
日本でも北海道〜中部地方に自生し、例えば御嶽山の代表的な花だったりするとか
高山植物で、ハイマツなどの針葉樹林によく見られる
自家不和合性がある割に花粉散布能力はあまり高くもないらしく、地下茎を使った無性生殖していることが多い
当然遺伝子的な多様性が乏しくなりがちで、バナナやソメイヨシノと同様の絶滅を起こしかねないと危惧されている

ちなみにリンネ氏、好きすぎて書籍に載せた図説を描いたカップを中国に注文して作ってもらったとか
しかもそのカップがリンネ記念館に保存されているとか