アオキ属の常緑低木
アオキ属はアオキ科に分類されるが、ガリア科と近縁のためガリア科に含めることが認められているという
常緑性であるうえ、枝も常に緑であることから(=古来の「青い」)青木という名前になったらしい
伊達に緑になっているわけでもなく、光合成できる
スキミアのように和名をそのままそれっぽく発音したものが学名となっており、それが
Aucuba。青木葉(アオキバ)からだそうだ
宮城から南西側に広く分布し、以北では豪雪に適応したヒメアオキが自生する
庭木としても用いる
観葉植物としての栽培は、葉の見栄えのためフイリアオキが多い
花は3〜5月で、果実は年末ぐらいから花の終わる前後までついている
健胃、排膿、消炎などの薬効があるとされ、キハダや
ゲンノショウコ、
ゲンチアナなどとともに民間薬「陀羅尼助丸」の原料として使用される