初登場は
過去と未来の自叙伝のイベ金、今回は
メイド・バイ・フラワーのガチャ金での登場となるえみゃコーラ先生担当の
斬属性キャラクター。所属国家は
ブロッサムヒル。
今回、文化祭イベントをやるにあたって
カウスリップに連れられて騎士団詰め所に来て、団長が突然命じられた「おまえらもなんか出せ」の手伝いにメイド喫茶をすることになった。
今回やることになったのがメイド喫茶だけあって庭園SDも必需品のオムライス。母親からきっちり仕込んでもらった料理の腕前を遺憾なく発揮してくれる。
イベント登場のイフェイオンが通常版寝室後かどうかは定かではないが、例のアレ(いろいろネタバレにつき何のことかは自己責任で通常バージョン記事から探してほしい)は解決済みのようだ。
後述の通り、単にデレて甘いだけの子ではないのだが、
季節ボイスを中心に、
大事な団長絶対お世話系過保護ガールとしての本領はいかんなく発揮されており、
味わうならば溶ける覚悟で接するように。
詳細 全般的にネタバレと取れる内容と暗い話が絡むため隔離
さて、元々イフェイオンは、殺意MAXでインパクト大な自己紹介から入りながらも、キャラクエと寝室を経て団長に想いを寄せるようになる
言うなれば、復讐キャラの仮面をかぶった、「非常に過程が丁寧に描かれた、心酔・忠犬系の団長LOVEキャラ」と言えるキャラクターであった。
そんな訳でメイド服に身を包んだ彼女は今や団長を大事に思うクール系デレデレキャラ……
とはいかない
「卑劣」なことをしてきたんだから、「恨み」を買うのは当然のこと。
それなのに……誰もわたしを追い出さない。責めたりもしない。ここにいていいよって……団長もみんなも、そう言うの。
悪いのはわたしなのに……どうしてなのかな?(図鑑・自己紹介)
元々自分を卑下するような内容の台詞も見られる子ではあったが、
このバージョンにおいては、それが特に強まっているきらいが見受けられる。
以前のように団長に敵意を向けるような台詞は無くなったものの、やたらと「命令される」事にこだわったり、
褒められ大切にされることに感じていた戸惑いは、今や明確な拒絶になっている。
命令してくれれば、新人さんのお出迎えはやっておく。
だから命令。
「お願い」じゃなくて、「命令」がいい。(無料ガチャ)
ん……こういう扱いで良い。「とりあえずプレゼントしておく」って感じ。
下手に選んでもらうより助かる。
団長……ありがとう。(贈り物プレゼント・1(好みではないもの))
お母さんとお父さんの仇は、団長じゃない……別の人。
それが分かったのに、私はまだここに居る。
居ていいはずなんてないのに……恥知らずだよね、私って……(会話・1)
団長の優しさに触れたからこそ。互いを大事に思うからこそ。
過去の自分の「卑劣」な行いが、自分自身の罪が、彼女の心を苛む。
不幸に襲われ、復習に呑まれた人生。それはきっと仕方のないことだった。
全部バレて、分かってるはずなのに、誰も変わらない……。
貴方も、花騎士のみんなも、やさしいまま。
気遣ってくれるし、声もかけてくれる。
それが少しだけ……ううん、なんでもない。(マイページ汎用・2)
お母さん、お父さん……わたし、何すればいいのかな……。
団長に復讐することしか考えてなかったし、遊ぶことも、楽しいことも、何も思いつかない……。
これはこれで、結構つらいよ……はぁ……。(マイページ汎用・3)
だからこそ、彼女は前に進めない。
誰も彼女を裁かない。彼女は過去を断ち切れない。
団長を憎まなくなり、周囲から受け入れられてなお、
イフェイオンは「復讐」の闇から解き放たれてはいない。
「何でも言う事を聞く、便利なお人形」
優しくされるより、そういうふうに扱ってもらった方が、私は楽。
だから、優しくしないで……優しくされたら、我慢できなくなる……。
それは駄目だと思うの。(会話・3)
そんな彼女が前を向き、新たな幸せを見出せるのかどうか。
それは、「復讐心」でも「後悔」でも「憎しみ」でもない、
彼女の内に確かに芽生えた、この感情だけが知っている。
そして物語は核心へ、彼女は再び己の心の闇と向き合う事に…
→キャラクタークエストに続く