おーぷん花騎士まとめwiki - キヌサヤ

立ち絵

進化前進化後開花後

表情

進化前


進化後


開花後

SD





何をおいても害虫討伐をやりたがるバトルジャンキー系。ただし、騎士団の戦意や友好関係に関わることならば戦闘以外でも割と積極的にやってくれるらしい。登場した「お返しスイーツ大作戦」でその傾向がさっそく見られる。
両脇の緑のヒモはどうやら剣を繋いでいるらしい太鼓叩かなくてもいいしコード短くなったりもしない
髪留めのカチューシャにはエンドウマメのさやの形をした装飾が付いており、中の豆を思わせる緑の石があしらわれている。進化後にはさらに直接エンドウマメが髪を留める形になる。


キヌサヤとはエンドウ豆の一種、というかさやえんどう
マメ科エンドウ属の一年草/二年草で、別名ノラマメあるいはグリーンピース。シュウマイを数えるために上に乗せられるアレである
ちなみにエンドウマメとはいうが、漢字で書くと「豌豆」となりマメがダブってしまった。ここは塩ゆでで十分なんだな
古代オリエント地方・地中海地方でムギとともに栽培植物になった豆で、エンドウという名前の「豌」の字は中国伝来時に原産地フェルガナ(ウズベキスタン東部)の中国名「大豌国」から来ている
品種改良されていない原種は近東に自生するPisum humile Boiss. et Noö.と推察されている
根粒菌との共生によって堅強な植物であるだけでなく、窒素固定によって土壌改良にも効果的であるため麦類との混植から品種改良してより食用向きに進化させられてきた
弱点としては地中海性気候に適するため日本の夏は不向きなこと、連作に弱いため同じ土では数年後まで栽培が難しいことなど
中国に5世紀、日本に9〜10世紀頃伝来し、食料として栽培される
サヤの硬い品種と柔らかい品種があり、傾向として硬いものは赤、柔らかいものは白い花が咲きやすいという
硬莢種は完熟するまで待ち、サヤが乾燥してから収穫する
キヌサヤを含む軟莢種はまだ未熟なうちに収穫されることが多い
煎り豆、煮豆、ウグイス餡、みつまめなどに使うのは硬莢種で、軟莢種の利用はグリーンピースが主となる
「第三のビール」の開発のためにサッポロビールが使った原料、キッコーマンから大豆・コムギフリーな低アレルゲン醤油の原料としてエンドウ豆が選ばれている
他に、メンデルの遺伝実験のために使われたことでも有名だろう