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胡蝶蘭、ファレノプシス(Phalaenopsis)はラン科バンダ亜科コチョウラン属に属する東南アジア原産の洋ラン。コチョウラン属全体、あるいはドリテノプシス属を含んだ洋ランの総称としても使われるが、詳細にはファレノプシス・アフロディーテ(
Phalaenopsis aphrodite)を単独で示す。
名前のとおり白く蝶のような花を咲かせ、よく似るファレノプシス・アマビリスとこのアフロディーテがコチョウランのイメージとなっている。
大きな平たい葉の単軸性着生ランで多年草。2列に折り重なる葉とよく伸びる太い根を持つ。
図鑑で名前の由来うんぬんと言っている種小名のアフロディーテは、由来も何もまさしくギリシャ神話の愛と美と豊穣の女神アフロディーテ。オリンポス12神の一柱で、最高の美神ともされる。
のだが、その出自は大地と農耕の神クロノス(トラブルメーカーゼウスの父親)がぶった斬った天空の神ウラノス(ギリシャ語で「天」。天王星の語源)のTNKについていた泡だとされる
四大洋ランの一種である
師匠は、花の形から大きく系統が二つに分けられる。
そのうち片方の名前は「デンドロビウム・ファレノプシス」。略して「デンファレ」とも呼ばれるこの一群は、もちろんコチョウランではなくデンドロビウムである。
ではなぜこういう名前をしているのかというと、本当に花の形からそう言われているだけで、「コチョウラン系の形の花を咲かせるデンドロビウム」という意味。
コチョウランも北米版サービス実装にあたって謎翻訳の被害に遭っており、
Phalaenopsisであるにも関わらず「Phala Enopsis」にされてしまった。ファーラ・エノプシスなんてものは存在しないので注意。