暗い色調の着物に大きな鉤爪、半ばが白くなった黒髪に顔をほとんど隠す鬼面などその恐ろしげな風貌に反して、声のトーンは意外にも明るくハキハキとした受け答えをする。
デザインを見てなんとなく低めの声や暗い性格を想像していた人も多いだろう。前情報なしでボイスを聞くと高めの若い声にびっくりするかも。
(あくまで一個人の推測だが、恐らく担当声優は
サンカクサボテンや
レインリリーの人と思われる。お花は基本的に声優未公開なので未確定情報だが。)
性格はとにかく生真面目で真っ直ぐ。自身を律するストイックな部分もある。
振る舞い方を意識しているのか、芝居がかったような言い回しが多いのも特徴。
同イベで実装されたメンバー内では常識人枠と言ってもよく、イベントの寸劇でも基本的にはツッコミ役や仲裁役として動く場面が多かった。
ワスレナグサとは古くからの友人同士。ある事情から彼女を気にかけており、心配するようなセリフが多い。
仮面はなるべく人前で外さないようにしており、あまり素顔を出したがらない。
キャラクエの描写を見る限りかなりの実力者らしく、素早く駆け巡りながら害虫の群れを次々と鉤爪の錆へと変えていく。
恐ろしい見た目に違わぬ強者と言えよう。
偽りの鬼面
本当は泣き虫で臆病な人物。大仰な言い回しや顔を隠す鬼面はある事情から「強い自分」を演じるための一種の自己暗示。
戦いを好まず、それどころか戦う事に恐怖すら感じている。
仮面を取りたがらないのも、自分の本心や弱い顔を他者に晒したくない節があるため。
戦闘中のセリフにも時折「素」が出てしまったものが存在する。
好きな物は可愛いぬいぐるみで好物はケーキ。「弱い者の様な事は…」と最初は否定しつつも、結局は団長にぬいぐるみを買ってもらって喜んだりしている。
恐ろしげな紫色の鬼女も、仮面を外せばごくごく普通の年頃の女の子なのだ。