キンポウゲ科
Delphinium(オオヒエンソウ)属の総称、あるいはその中のオオヒエンソウを指す。
英語ではないが、イルカのような形のつぼみから名前が付けられている。
これはギリシャ語だけど、英語ならドルフィニウムだったかもしれない
鎌のイルカは元ネタツリーでは先祖返りしている状態。
漢字表記では大飛燕草、こちらは開花した後の形が翼を広げ滑空するツバメのようだから。
決して制空戦の姿からではない
デルフィの髪飾りの形がツバメになっているほか、進化絵だとわかりやすいが裾の部分が燕尾服のように細長いVの字になっている。
「大」ということで飛燕草はあるのかというと、後年既に実装されており、
叫び芸で運営からもいじられまくっている。
ただ、ヒエンソウの分類はヒエンソウ属であり近縁別属。しかしヒエンソウ属をまとめてデルフィニウムと呼ぶ場合もある。
耐寒性が高いが耐暑性がなく、日本の夏には負けてしまう
夏バテぐでフィください
薄く鮮やかな青いものはがくであり
デルフィのおへそ内側に付いているものが花びらである。
当然、
当然、当然、キンポウゲ科なので有毒。
トリカブトのように即死級の猛毒ではないが、近い物質であるデルフィニンを持つので一つになろうと考えてはいけない。最悪の場合は普通に死ねるぐらいの毒性はあるのである。
中毒症状としては消化器不全とそこから下痢嘔吐のコンボ。先にそうなって死ぬほど食べられはしないだろうが逆に言えば死んで楽になるでもなく苦しみ続けることになる。
また、汁に触れた皮膚はかぶれるため、手袋の着用を推奨する。この汁もたぶん飲むと吐くことになるので手入れの後は手洗いをしてから次のことをしましょう。
ちなみに、同じキンポウゲ科で後から実装されたオダマキ博士(
コランバイン)はデルフィと同じくつぼみの形を動物に例えた名前で、鳩が由来。
そして、キンポウゲ科のつぼみの形から動物由来の名前を付けられたもの同士、図鑑のテンションと傾向がほとんど同じである。