進化前	進化後	開花後

ニコチアナとは、ナス科ニコチアナ属の総称である
居ないとは思うが、筆者の書くにわか知識まとめをよく読んでいる読者兄貴なら察しがつくだろう
アレの単離元にして語源である
その名を・・・ニコチン
まあ右手にしっかり持っているのでもったいぶる必要もないだろう。いわゆるタバコのこと
一般にタバコになるのはNicotiana tabacumであり、観賞用として出回るものはN. x sanderaeやN.sylvestrisなど
ニコチンの影響で誤食すると嘔吐・下痢による排除試行はもとより、筋肉が痙攣したり麻痺したりといったことになるようだ
南米8種、オセアニア20種、アフリカ1種が分布しているとかで、例えばwikipediaのマルバタバコのページには「南米のシャーマンが宗教的儀式に使う」とある
大体の種が一年草or二年草で栽培が楽、とのことだが、ナス科なので連作障害は発生するものとみていいだろう
ニコチアナ属の中でも葉にニコチンが含まれている種はかつてタバコ専売法で規制されていたが、1985年から一部観賞用に解禁されたそうな
なお、花は甘い香りがするそうな