キンポウゲ科キンポウゲ属の水草で、イチョウバイカモの変種の一つ
花を
ウメの花にたとえて梅花藻という名前が付けられており、別名は梅を意匠化した家紋「梅鉢」からウメバチモ。ウメ、「バチモ」。
冷たくきれいな水に多く、池や湖のような静水ではあまり育たない
初夏〜秋にかけて無数の小さな花をつける
草丈は1m程までなり、ほとんどの場合川の流れに沿ってなびいている
常緑性の多年草で、水位によっては陸生型となって適応できるほか通常は水生昆虫や淡水魚の住処としても重要な役割を果たす
遺伝子的な分類で複数のファミリーが存在するが、どのファミリーかに関わらず新潟〜福島を境に南北で異なる生態を取るという研究結果が出ている
キンポウゲ属では唯一食用利用が可能な植物だが、キンポウゲ属は全体としてラナンキュリンやラナンキュリンが分解されたプロトアネモニンといった毒素を持つためこのようなことになる
バイカモは生育可能な環境がそのままであるため心配ないだろうが、水の綺麗な川に生息している場合は川に流れ出ているためか中毒を起こす量は含まれない
調理方法としては山菜としておひたしや味噌、三杯酢などの調味料で和えるといったもの
ちなみに、姉である
バイカソウはニシキギ科ウメバチソウ属で名前以外の関係はまったくない
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特に容姿の説明