武器は
丸ノコ・・・ではなく、ルレット
裁縫・手芸の道具で、主に裁断したい直線上に点線で印を付けるために使用される、柄の先に回転歯車を付けたもの
実花をモチーフにしている都合でピンが並んだタイプに見えるが、日本製のルレットでは主に丸歯が山のシャープなものと浅いもの、キルト用のヘラ型、縫い目と縫い代に同時に印が付けられる二重歯のものという4種類が使われ、ピン型を持っているのはプロか趣味でプロレベルの裁縫をしているような人になるようだ
また、移動や攻撃で点線が大量にバラ撒かれるため、ルレットとしてのモチーフは丸歯or二重歯タイプの布地用と思われる
ピンタイプのルレットはレザークラフトで革に縫い目線を付けるのが専門で布や紙へは使えない
布用ルレットはチャコペーパーに押し付けて、紙にトレースした柄や型、縫い目を布へ転写するという使い方をする
中には型紙の上から直接ルレットをかけて布や型紙を痛める人が居るからという理由でルレットを嫌う人もいるようだが、長い線を引くにはやはりチャコ/チャコペンよりも便利だろう
ヘラ型ルレットは元々キルトへの印付け用にヘラがある代用で、ヘラでは生地を引っ掛けてほつれさせたり伸ばしたりしてしまう問題が回転することで大幅に軽減されている
押しこんだ生地は時間で元に戻る
スキル名は「スリール・クチュリエール」
綴りはSourire Couturier
どちらもフランス語で、スリールは笑顔、クチュリエールはドレスメーカーを意味する
そもそもクチュールというのは質や値段に関係無く服飾店や仕立て屋全般を指す
また、オートクチュールだとアスファルのような高級仕立て屋のことを言う
笑顔の仕立て屋とは実に彼女らしい