オオバコ科の植物ルリトラノオであると思われる。クワガタソウ属。
ルリトラノオは岐阜県揖斐郡揖斐川町(旧春日村)と滋賀県米原市伊吹山の山頂部の草地に自生している多年草で、葉の形が
クガイソウと似る
総状花序となる花から瑠璃色の虎の尾という
草丈1m程度までまっすぐ伸びるが、中には分岐した茎から複数の花を付ける場合もある
7〜8月頃に開花し、観賞用には白花品種も栽培される
クワガタソウ属としては北半球の温帯に広く分布する
300ほどの種類があり、日本には20種類程度自生している
基本的にはルリトラノオに近い特徴、まっすぐ1m位の茎に総状花序という姿だが、品種によって外見が大きく変わる
園芸品種としてクワガタソウ属の花が「ルリトラノオ」の名で流通しており、正直どちらが正解か決めあぐねている(攻略ウィキの先駆者様も諦めてクワガタソウ属とルリトラノオ両方の説明を書いている)
ベロニカという名前は処刑に赴くキリストの汗を拭ったハンカチにキリストの顔が映される奇跡を体験した聖女が由来とされる
しかし、クワガタソウ属はもともとVetto-nicaであったためなまってVeronicaになったと言われており、聖女ベロニカは無関係だと考えられているらしい
英名ではSpeedwellといい、花がすぐに散るためこう呼ぶ。意味はグッバイ