パンジーはスミレ科スミレ属の園芸用小型品種の総称で、スミレorサンシキスミレの亜種と考えられている。
園芸用品種は交配でいろいろまぜまぜしたので
Viola x
wittrockianaと分類される。
また、パンジーとは別にスミレ科スミレ属の外見の似た種類や、無関係の形・模様の似た花をパンジーと呼ぶこともある。
スミレの花畑を作るため、1800年代にサンシキスミレ、ビオラ・ルテア、ビオラ・アルタイカが交配されたものがパンジーの起源とされる。
現在その色は花騎士として実装された白(北米版Bianca)、黄(北米版Saffron)、紫(北米版Violetta)のほか、橙、赤、青紫、黄金、すみれ色、黒に混合色など。色の多さから
アリッサムとの混植など寄せ植えにされる。
エディブルフラワーとして食用流通するが、種と根茎に毒があり嘔吐や神経麻痺を起こす。
冬の寒さに強く降雪・凍結でも枯死しない一方で、温暖地では夏の暑さで枯死する。そのため日本では一年草として扱う。
ナメクジ、カタツムリによる食害、アブラムシに媒介されての病気のほか、野生のスミレを食べるツマグロヒョウモンがパンジーも食べてしまう。
名前の由来はpensée(パンセ)。フランス語で「思想」を意味するこの単語は、顔に似た花を前に傾けることから選ばれたという
顔・・・には・・・
名前の由来が由来ゆえ、自由思想やら非宗教組合やら「信教からの自由連盟」で使われていた。
また一方でエリザベス朝時代から「pansy」は「女々しい男」「女みたいな男」
ふふふ・・・「ホモ」という侮辱の単語として使われるのと、ヒモを意味する「ponce」という単語はパンジーが語源らしい。