ボタン科ボタン属の落葉低木
「百花王」「花王」といった称号めいた呼称があり、
ボタンヅルや
ハボタンなど、「美麗」の基準として名前が使われる
中国北西が原産で、元は薬用
時代とともに花の王として親しまれるようになると、縁起物としてよく使用されるようになっていく
その後、獣王である獅子との取り合わせが縁起良いとしてよく描かれるようになる。この「獅子」だがモデルはチャウチャウであるとされ、これを元に考えるならドンロンはチャウチャウ犬である
樹高は実生で3m、接ぎ木だと半分以下になる
シャクヤクは同じボタン属で相性がよく、ボタンの接ぎ木土台に使われる
このあたりがシャクヤクとの師弟関係の元であると考えられる
ボタン栽培には日当たり・排水がいい場所がよく、夏の西日は避けられたほうがいい
開花は品種によって4月や10月になり大幅に異なってくるが、花後は実が目的でなければ切り落としてしまって株全体の衰弱を防ぐ