おーぷん花騎士まとめwiki - マンチニール

立ち絵

進化前進化後開花後

表情

進化前


進化後


開花後

SD




ついに・・・
ついに出ました
世界でもトップクラスにヤバい植物連中としてハッカクキリン(Euphorbia resinifera)とともに頻繁にスレに名前のあがる超激猛毒樹
・・・こいつら両方トウダイグサ科だが?ついでに同じくトウダイグサ科のヒマちゃまもヤバい猛毒
ピクシブ百科事典では記事の読み仮名が「せかいさいきょうのき」となっているほどの樹だが、どうヤバいかというと・・・
・当然のように全身猛毒。根から花まで絶対に摂食禁止
・一般的に、樹液や葉に触れるだけで触れた箇所に浮腫ができるとされる
・というかうっかり目になんかつこうもんなら失明するとさえ言われる
・当然飲み込めば口と食道に同じことが起きて爛れる
・消化吸収すれば胃から内蔵がことごとくやられていく
・そのくせ葉と果実がリンゴっぽい
・なんならそこまで知ってて回避してても、雨宿りで真下に行ったら毒樹液入り雨水でナナドラされる
・処分しようにも焼いた煙でもアウト
・ヤバすぎて自生地では接近禁止ラインが引いてあったりすることもしばしば
・捕虜への拷問として、幹に縛って苦悶死させるという使用方法がある
・こんなにヤバいので、ギネスも世界一ヤバい植物と認定した
といった具合である
こんな樹だが、適応して住処や食料にしているイグアナが居るというんだから共進化ってのはよくできたもんだ
さらに、こんな樹を、樹液が抜けきるまで天日干しで乾燥させることで、カリブ海周辺では建材として利用しているという
もっと言うと、樹皮から作ったゴムが浮腫の治療薬だとか、乾燥させた果実が利尿薬だとかwikipediaに載っている
一番ヤバいのはやっぱり人間なんじゃないかな?
原産地はカリブ海を中心に中米、北米南部と南米北部で、汽水性のためマングローブ林の中に生えることが多い
このため防風林として重要なのだが、もちろん風下に居たらあちこち腫れあがって爛れて最悪そのまま苦しみながら衰弱死します
学名はHippomane mancinellaというが、マンチニール/マンチネラの語源はスペイン語の「manzanilla」で、これは小さいリンゴを意味する
weblioでは「今はmanzanilla de la muerte」、「死の小リンゴ」になっていると紹介されている
毒素はホルボールというトウダイグサ科に多く含まれる天然の有機化合物群とみられているが、完全には解明されていないという(解明のための研究ができるほど安全が確保できなさそうだが)