大分県の国東半島にみられる郷土料理。
エソという魚の皮をむき、包丁の峰で魚をたたいて中骨をとり、
残りの小骨も全部抜き取ったあと、これをすり鉢に入れ塩少々と
干したミカンの皮を加えてよくすり、しょうゆと水少々を加える。
熱いご飯を茶碗に盛り、すり身を好みの量混ぜ合わせて食す。
愛媛県伊方町で作られている。だんごの生地にみかんジュースを練り込み、
生地を鮮やかなみかん色とする。仕上げにきなこをまぶせば完成だ。
また、人参をすりつぶしたものも入れることですっきりとした味わいが出る。
新潟県佐渡市の名物料理。よくついたモチに蒸したみかんの皮を
混ぜることで、モチ自体にほどよい酸味を与える。
喜助という店のものが特に有名で、こちらはきれいな朱色がけされている。
愛媛のつきはらというパン屋が考案した食パン。
ペースト状にしたみかんを練り込んで焼き上げる食パンは、
匂いも味もほのかにみかんの雰囲気が感じられる。
非常に人気な商品のため、購入はなかなか困難だとか。
神奈川県の県西側で見られる家庭料理。
作り方は研いでおいた米にみかんジュースを
入れるだけ。お好みであさりやしめじなどを放り込む。