ミモザとは、マメ科ネムノキ亜科オジギソウ属の学名
Mimosa
・・・なのだが、オジギソウの花は桃紫色。つまり別種の植物である
そこで独自に調べた結果、おそらくはミモザを別名に持つアカシア属の「フサアカシア」のことではないかと思われる
面倒なあれこれは
アカシア隊長のページに書いたのでかいつまんで説明すると、つまり「○○に似ているもの、の、○○の部分だけで呼んでいる」のが原因
ただ、そのミモザアカシアという植物はギンヨウアカシア、つまり
アカシア隊長のほうではないかと・・・ええいもう面倒な
ネムノキも含めてネムノキ亜科に属する植物は、
オジギソウ同様の羽状複葉になっているものが多く、そこから羽状複葉の植物全部ミモザ扱いになっているようである
汚染の惨状はけっこう酷く、カクテルや玉子など黄色いものがミモザと呼ばれるように定着している。本来のミモザの花はピンクですからね、ピンク
フサアカシアはオーストラリアが原産で、日本では2〜4月に開花する
この花からアーモンドとハチミツを混ぜたようなと形容される香りがするため、香水の原料としても使われる
フサアカシアは花、葉ともに(ギンヨウ)アカシアよりも大きく、羽状複葉の小葉もギンヨウアカシア3〜5対にフサアカシア10〜20対と倍以上の数であるのが区別のポイント
花の毛足が長く、細くて遠目から輪郭を視認しづらいこともあって花序全体が黄色くぼやけて見えるふわふわふさふさ具合も特徴
ある程度高く育つ木ではあるが枝が折れるため、風当たりの弱い場所を選んだほうがいいし、しかしながら横にも伸びるため面積はそこそこ必要になるので栽培最大の敵は土地
- 5℃程度までは生存できる耐寒性があるため南関東以南では庭で越冬も可能
根付かせることができれば水は降雨で十分、肥料は根粒菌から得るため手間があまりかからなくなる