魔王ミリム・ナーヴァが本名。転スラ世界では「ただ一人のドラゴノイド」と自己紹介する。
原作(小説家になろう)「転生したらスライムだった件」ではリムルがただのスライムではないことを見抜き、興味を持って「遊びに」来た。
ライカンスロープの魔王カリオンとハーピィの魔王フレイとの3人で部下を出しあって偵察という話だったはずが、部下がいないミリムはまさかのご本人降臨。ひとしきり観光した後、テンペストは(個人的な付き合いはともかく)ミリム含むいかなる魔王とも中立不可侵であるとアピールしに飛んで帰った。
容姿設定が「銀髪ツインテールで黒ゴスロリ」、つまり銀髪の
トリカブトみたいなもの。↑の彼女とはまるで別人だった。
リムルに作ってもらったドラゴンナックルを非常に大事にしており、怒ったフリをして敵を殴るという演技をする時にはわざわざ外す(これでバレないあたり敵はしっかり慢心している)などお気に入りのオモチャのようだ。
※※※※※※※※(ネタバレ)の娘であり、「魔力増殖炉」というスキルを受け継ぐ。
これは「MPを入れて怒るとMPができる」という、永久機関を超えたよくわからないものとなっている。これがある限り、エネルギー総量で言えばミリムは「無限に増やせるため計測不可能」というのが正しい。
容姿設定についてはとある十大魔王の一人(名前だけでとある設定について察しのいい人にはネタバレになるので誰かは言わないが)と銀髪キャラが被ったため、漫画化以降は現在の赤いツインテと露出度の高い服装に設定が変更されている。
web版番外・リムルの優雅な脱走劇第17話の末尾で作者がQ&A形式でミリムのイメチェンについて答えている。
曰く、髪の色は桜金色と書いてプラチナピンクで、服装についてはいくらでも着替えれるから!だそう。
コミックス以降では本当に挨拶しに来ただけだったミリムに
シオンたち鬼人が先制攻撃をしかけて結局戦闘になってしまった。力では当時のリムルの軽く10倍以上(これは計測できる下限で、の話である)ではあったが、力で敵わないと判断したリムルが隠し持っていたハチミツを口に突っ込んだらあっさり即落ちした。精神年齢は割と見た目どおり。
一応、鬼人が攻撃したおかげでハチミツ落ちさせられたので、ミリムがテンペストに敵対しない約束を取り付けた点ではあながちマイナスでもない。
はちみつください
テンペストに庇護を求めてやってきたハチ型魔蟲アピトに集めてもらってリムルが精製していた。甘味の発達していないこの世界での貴重なおやつとしてこっそり食べるつもりだったものらしい。
居候(ハチミツ堕ち)と同時に会議にて
「ハチミツ」の存在を知った一同(とくに「侍大将」(テンペストの軍事用兵担当)に任命されたベニマルは凄い顔で振り向く食い付きを見せた)
Σ(゜Д゜) ← こんな顔
この時ベニマルの発言で、リムルの回復薬は「(ハチミツとはまた違う味だが)けっこう美味しい」らしいことが伺える。
その後発展が進めば(砂糖の精製ができるようになれば)甘いスイーツが作れると聞き女性陣であるミリム、
シオン(ノコンギク)、鬼人(キジン)の姫「シュナ」が「スイーツ同盟」を結成した(アニメではカットされた)
アピトが気になるって?原作か小説版を読むといいよ(ダイマ)
つ、強くならねば・・・!
コミック版ではまだ1コマだけ姿が映った程度なので「日記」は事前にどちらかを読んだ人向け
コミックス7巻末の4コマで「なんなのだコレは!ふざけているのか!」と言いつつ半ギレでおかわりしているため、子供舌かと思いきや意外にも辛いのもいける模様
ハチミツを食べて以降リムルになつき、勝手にマブダチになってリムルの「ジュラ・テンペスト連邦」首都「中央都市リムル」に居座ることになる。
ダメと言われて守れる精神年齢ではないため街中で暴れた異邦人(獣人の魔王カリオンの配下で、テンペストを勧誘しに派遣された魔人)相手にノータイムでブン殴り(ミリム曰く住人じゃないからセーフ(※アウトです))、彼が「リベンジをする力が手に入れられる(かも)」とそそのかされて「暴風大妖禍(カリュブディス)」の封印を解くきっかけを作ってしまう。
カリュブディス
ヴェルドラが暴れたせいでできた魔素だまりから発生した、魔王とも引けをとらないヤベー級のモンスター。知性が無くただ暴れるのみである、というだけで魔王指定されていないだけレベルのヤベー級モンスター。
精霊などと同様に肉体を持たない精神生命体なので、何かに憑依しないと生きられなかったり殺しても復活するとかいう厄介極まりない迷惑な存在さながらエボン=ジュが憑依して召喚獣を『シン』に変えているかのようである
リムルがシズさんからイフリートを引っぺがした時に解析・習得した「変質者」という「異なるものを融合させたり、融合したものを分離できる」スキルなら依り代から分離できるが、その場合でも逃走してどこかで新たな依り代を得て復活する私、『カリュブディス』を倒します。絶対に倒します
※リムルの場合、「大賢者」の圧倒的演算能力によるサポートがあるため、オークロードを捕食して「飢餓者(ウエルモノ)」を吸収して「暴食者(グラトニー)」に進化した「捕食者」を同時に使うことができ、剥がしたぶん食い尽くすことでカリュブディスを消滅させることは可能。
※依り代が生きている必要がなければ後述のドラゴバスターで瀕死にさせた状態で「捕食者」とか「飢餓者」で食えば消滅させること自体はできなくもない。リムルが依り代を生還させようとわがまま言ったからややこしいことする必要が出ただけのこと。
「魔力妨害」と「超速再生」というスキルを持つため弱点以外ダメージ90%カット魔法は効果を為さない程度のダメージに抑えられたうえであっという間に回復される。とうぜん物理ダメージにも高い耐性があり体力おばけなので撃破は困難。まさしく災厄(カラミティ)、災禍(ディザスター)であると言える。
事実、リムル(指揮が多かったが)を含むテンペストと盟約を結んだドワーフ王国からのペガサスナイツによる総力戦を展開して10時間、ついに撃破はできなかった。
リムルは最初自分(or体内に格納したヴェルドラ)に用事と思っていたためミリムは観戦させていた(関係ないが該当するコミックス単行本8巻のひまミリムが可愛い)が、ミリムの客だとバトンタッチした時にミリムが「手加減して」攻撃したものが攻撃スキルで使用している「竜星拡散爆(ドラゴバスター)」である(リムルが依り代になったフォビオを残すように吹っ飛ばしてくれと言ったから手加減した。そもそもカリュブディスを消し飛ばせる威力を手加減と呼ぶか、はこの際不問)
転スラ日記ではバトンタッチするまで、復活した次のコマで瞬殺する夢を見ながらぐーすか寝ていた。
なおカリュブディスは大元のなろう版には存在すらしないので、ドラゴバスターお披露目前にさっさと帰っている。
まあドラゴバスター一度も使わないけど
※その後、上司の魔王カリオンは部下がやらかしたのが悪いとむしろ謝罪に来ました。ついでに連邦の後ろ盾につけることにも成功。
そのさらに後には、魔王クレイマンに操られて獣王国に宣戦布告。
剣と鎧を纏ってちょちょいとぶっ放した竜星核爆散(ドラゴ・ノヴァ)で街をぶっ飛ばしてしまった。
※住民は避難してて大丈夫でした
力は強大なのだが、娯楽らしい娯楽というものを知らず実は魔王生活に退屈していたっぽい素振りも。・・・信じられないかもしれないが、いちおう、これでも「アホではない」と明言されている。事実、精神支配によってミリムを操ろうと画策した相手(ミリムには自動結界が張られているため、ミリム自身がわざと極限まで結界をオフにしないと発動すらしないし、発動しても効果はない)には、逆に操られているフリをして騙すこともできる
まあニヤけてたりガッツポーズしてたり隠す気はないみたいだが
こうした一連のミリム発案の「作戦」には主にハーピィの魔王フレイが
被害者協力者として立ち回ることが多い。
立ち絵・SDで着けているピンクの手袋は「ドラゴンナックル」というミリム専用装備。
元はといえば、魔王について情報を得るためにリムルが作ってやろうと約束した、一応分類のうえでは「武器」にあたるはずのものである。
クッション材が入れられており、殴った威力が100分の1に抑えられるようになっているうえ、仕込まれた魔鋼(鉄が魔力を吸って変質した良質の素材)には「減速」と「脱力」の効果(常時発動)が刻みこまれている。
製作に協力したドワーフの鍛冶職人が試着したところ立つのも困難になるほどで、一般人には着けることすらままならない事実上ミリム専用装備として完成した。
庭園Bでは着けておらず、もらってすぐのまだ着けていない時のシーンで抱きしめて喜ぶコマが元。
相変わらずとんでもない再現度で・・・
つまりコダイバナで1キルしてようが水影をじゅーりん♪してようが、威力は実際に出している力の7.5%とか3%とか1%とか0.8%とか0.5%とか0.3%とか0.1%しか無い
(つけてなかったら村や町どころか「大森林」とすら呼ばれるジュラの森まるごと一瞬で壊滅させられるだろう)
4コマ漫画「転スラ日記」2巻では四季折々、セーラーワンピにパーカーにセーターにと豊富なお着換えを披露。可愛いからみんな買って読もう(ダイマ)
ちなみに三国志大戦にも登場している。魔王董卓…の孫娘「董白」として。
スペックは2コスト(最大3)の武力8、知力2(最大それぞれ11)と武力一辺倒で、計略(スキルみたいなもん)も縦一列に固定ダメージを与えるというパワー全振りなもの。
董白という人物だが、祖父の董卓の暴虐の例として「まだ成人していない孫娘『白』に領地を与えられた」という一文から拾われた人間であり、
実在していた事以外不明の人物である。
その後董卓は暴虐の報いか一族まとめて処刑されたのだが、その中に「白」の名前がない為、まだ少女だった事もあり生存していた話が書かれやすい。
…というだけであり、ゲームじゃ下手すりゃ武人として名を馳せた祖父に匹敵するパワーの持ち主であるが
武力8もあるエピソードは皆無。
なお董白本人は他にも未婚+魔王の娘ということでレズの殺人鬼なんかにもされている。
まぁこのゲームコラボキャラは基本こんな感じなので気にしたら負けだろう。