おーぷん花騎士まとめwiki - ムギ

立ち絵

進化前進化後開花後
メガネ

表情

進化前


進化前・メガネ


進化後


開花後

SD

庭園

攻撃


緊急任務「飲めや水都の秋祭り」で追加実装された酒飲み勢
その「酒」っぷりはかのホップをも上回る凄まじさで、ホップが酒瓶で行くのに対しムギはとうとう「」で行ったーーーーー!!!!たーるっ♪
・・・彼女の持つ武器はもはやお花界ではヘンテコ超技術移動手段であらねばならないハンマーなのだが、貫通した柄の先端かと思われるはずの部分はビール樽にある蛇口。キモ移動はそこからとんでもない勢いで噴き出すビールで飛行する。なおこのビール噴出、攻撃にも転用される。・・・ハンマー加速装置ではなく、攻撃手段そのものとして。
更には庭園SDではハンマーを開けてビール風呂にしている。言い値で貰おう。
実家はロータスレイクの酒造「『死んでも飲みたい』ムギ・ブルワリー」。自国はもちろん酔都祭のため各国から取り寄せる酒も目利きには絶大な自信がある。
酒の醸造技術、利き酒だけでなく、実は本人も魔法で水などの液体からアルコール飲料を生成する特殊能力を持つ。イベントストーリー中ではこのムギの魔法酒の副作用?によって害虫が撒いた謎の液体による狂暴化を鎮静するという思わぬ効果も判明した。
ちなみに、体形については花言葉が「豊作」なのであのところもムギムギとのこと。

ちなみによく沼っている親はちゃんとお迎えした模様

さらにちなみに、実装当初からメガネ差分がある。そういえば最初はピンポンマムでそれをするためにスキン機能が開発されたんだった
庭園Aでは定番のメガネメガネ・・・をやっている。

また、全体的に服の配色と装飾デザインとか髪の色とかアプリコットによく似ている。同じにゃ長キャラなので半分当然っちゃ当然だが。豊作なごく一部を除いて。
そのためか「アプリコットの姉」、「成長したアプリコット」と一部で呼ばれることも。絵師が胸盛り勢のため将来的には更に似る可能性は大いにある。


「ムギ」はイネ科に対し幅広く、コムギオオムギはもちろんライムギ、エンバク、ハトムギなど、まあつまりそういう見た目のやつを全部ひっくるめて使われる。
この中でも大麦の変種にビール麦なるものがあるように、ビール原料には主に大麦を使う。デンプンさえ確保できれば作れるので、コムギやライ麦の麦芽から作ることもできる。まあそのあたりの利用方法はそれぞれの品種ごとの花騎士ページに任せるとしよう。
ビールにはさらにホップで香り付けをしたり、トウモロコシやや砂糖といったものを大麦麦芽の代替品にすることもあるとか。
大麦を使う理由はアミラーゼが多く、溜め込んだ澱粉から麦芽糖になる量が多いためである
ちなみに、ヤグルマギク先生が天敵
ガチャ画面での公式表記はBarley。これが何かと言うと大麦である
コムギより低温や乾燥に強く、ライ麦とともに小麦の栽培ができない地域で活用される。
ウィキペディアによると、小麦と大麦の違いはなんと「大麦は本物、高品質なもの、小麦は偽物、低品質なもの」という由来らしい今の日本じゃ大抵小麦だと思うけど殻の剥きやすいほうが大麦ということになったとされる・・・とかなんとか
現在オオムギで栽培されている品種はイラク周辺の野生種スポンタネウムの改良品種ではないかと言われている
1万年前の新石器時代にはシリア〜ユーフラテス川で栽培されており、当時は炒って粉にし水に溶かしたものや粗挽きにしたお粥と考えられている
古代エジプト時代、すでにパンとして製造する方法が確立されていて、なんとビールもすでにある。二日酔いで休める現代日本よりずっといい労働環境
古代ローマでは小麦が主食に移り、大麦はグラディエーター達が脂肪をつけ出血を防ぐという目的で食べていた。このためグラディエーターを指す蔑称として「ホルデアリウス(大麦食い)」というものがあった
小麦とライ麦の普及で需要の落ちた大麦だったが、ゲルマン民族がビールのために持って動いたためヨーロッパ各地に栽培が残り続けることになった
大麦は伝播した先々で似たような栽培の繁栄と衰退を繰り返しながら世界に広まり、日本には3世紀ごろ、時代で言うと弥生時代に伝来した
寒冷・乾燥を好むため米を収穫した後の裏作に適すること、小麦と違い製粉せず食べられることなどから栽培が拡大、主食として定着していたが、米が換金作物であったためどちらかというと農村的なものとして蔑視されていたという一面もある
世界的にビタミンの知識が無かった1次大戦前後の時代まではそういった点からも白米が優れた主食として好まれ、事実日本でも脚気の死者を大勢出している
これに対し、英海軍はレモンの汁が有効だと発見しレモン果汁を積載して航海するようになり、日本もまた経験則から麦を食べることで予防できるということは知られていた
しかし、日露戦争時死にゆく兵士にうまいものを食わせてやろうとした日本陸軍が脚気での戦死者を出し、また第二次大戦の時代になっても「銀シャリ(白米)が食べられると信じて軍に入ったら脚気予防のために麦飯だったから銀シャリを食べられるまでボイコット」なんて話があったとか