花騎士達に一風変わった任務が言い渡された。その内容は「自叙伝を書くこと」。
後輩となる騎士学校生が読む課題図書として、現役花騎士の活動や考えに触れさせるためだという。
並行して出された古本市の警備任務のためスカネに来たミント、アカバナスイレン、ワレモコウは、与えられたこの任務を全うするため、それぞれに手に入れた謎の白紙の本に自身の経験を綴る。
その3人からなぜか力が溢れ出してしまい、最初に発覚したミントとワレモコウに至っては警備任務中に地面を大きく抉るほどの攻撃がうっかり出てしまい、彼女らの寝不足を見越して団長が要請した増援のイフェイオンとホシクジャク。
同じく警備任務で来ているアカバナスイレンの食器破壊が可愛く見える
自叙伝を書く他の花騎士は何とも無いことから、行商人から買ったこの「白紙の本」が原因なのはわかったが、行商人も拾っただけの藻のだったらしく力の由来は結局不明。
四苦八苦する3人の裏で、イフェイオンは一人こっそりと団長に話しかける。
「あなたを――――殺すために、ここに来た」
我らが団長の答えは・・・沈黙。他の4人にイフェイオンの目的は言わず、イフェイオンに対しても何も言わない。
イフェイオンはひとまず何のつもりで黙っているのか、真意を聞くまでは保留にしておくとして、警備を再開。
死んだ両親の仇を討ちに来たというイフェイオン。そのことは知らずとも復讐者の目をしている彼女を説得しようとしたミントは自叙伝を読んでもらうが、イフェイオンの*決意は固かった。
しかし、何度も襲ってくる害虫を撃退した時に巻き込まれた白紙の本が喪われたことで大きすぎる力を無くして安心する3人の一日の様子や自叙伝を見ているうちイフェイオンはひとつの事実に気が付いた。
「復讐に生きてきたし、卑劣な手段もたくさん使った。復讐を諦めたわけでもない。だけど―――」
「団長、あなたは多くの花騎士から愛されてる。あなたを殺したら、私のお母さんとお父さんを殺した害虫と同じ。」
「だから、あなたのことをもっと知って、殺してもいいと納得できるまではあなたに手を出さない。あなたを待つ人に、同じ思いはさせたくないから。」
そしてイベガチャで引いた瞬間寝室に連れ込まれて即落ち2コマすることになる
フラワーメモリー: お花見エスコート
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息を呑むほどに美しいフェリアの花園。 お誘いを受けた時は怯えていたけれど、 今は来て良かったと心から思う。 「どう? 僕もこの景色に元気をもらってるんだ!」 明るく優しげな声に、微笑みと笑い声で返す。 まだ少しの緊張はあるけれど、 春の雪解けのように消えていくだろうか。 (フラワーメモリー「お花見エスコート」の図鑑テキストより) |