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進化前	進化後	開花後

ラフレシア科ラフレシア属
ブドウ科ミツバカズラ属の根を寄生宿主とする従属栄養植物である
キャラ性として寄生するわけにはいかないため、テト吸いで古傷の疼きが収まるという形になった絵面が不審者すぎる
茎も根も葉も持たず、寄生した本体から直接開花するため、組織の99%ぐらい花みたいなアンバランスな外見をしている
東南アジアからマレーシアの熱帯植物で、花の直径と腐肉の臭いとポケモンで高い知名度を誇る植物である
日本で一般にラフレシアとして知られるR. arnoldiiでは直径90cmにもなる
腐臭と赤黒い花弁は送粉者としてハエを誘引する効果がある
1826年にヨーロッパから確認しに訪れたチームのトーマス・ラッフルが属名ラフレシアの、形態調査を主導したジョセフ・アーノルドが種小名アーノルディイの由来となっている
そのサイズゆえか毎年は開花できず、咲いたところで2〜3日で枯れるため見るのは地味に難しい
そのサイズゆえか植物園では割と展示したがるようで、ホルマリン漬けやレジン漬けでお持ち帰りした標本が置いてあるから現物自体は見れたりする