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モノテルペノイド
テルペノイドとはイソプレン(CH₂=C(CH₃)CH=CH₂)を基本骨格とした(狭義にはアルデヒド基(-CHO)やカルボキシ基(-COOH)といった酸素を含む構造になった)化合物を指す
イソプレン2つが合体した炭素10個の状態をベースに発見・命名がスタートしたためややこしいことになっているが、「イソプレン1個」がベース単位であるため、1テルペンの物質と2テルペンの物質の間に1.5テルペン(つまりイソプレン3つ分となる炭素15個が主骨格)の物質があったりもする
モノテルペノイドとはその命名基準たる炭素10個の化合物、ということ
wikipediaでは「テルペン」の項目の方に分類が詳述されているが、柑橘類に含まれる発泡スチロール絶対溶かすマンでおなじみのリモネンはモノテルペノイドにあたる物質である
イソプレン1つ分のヘミ(0.5)テルペノイドにはアンゲリカ酸やイソ吉草酸がある
大きなものでは、カロテンがテトラテルペンである
リュウノウギクに含まれるモノテルペノイドの構造については熊本大学の薬草データベースにて


キク科キク属
漢字では竜脳菊と書くが、竜脳という中国伝来の香料に似た匂いだからという理由だそうで、別にシャグマアミガサタケみたいな見た目してるとかは無いのでご安心です
似た匂いなのも当然のこと、竜脳の主成分が含まれている
北は福島から南は宮崎までという狭い分布の日本固有種(逆に国内の野菊としては特別でもない)
ある製薬会社のサイトによると、「野菊で最も栽培種に近いキク」だそう
全高30〜50cm、頭状花直径2.5〜5cmの白いキク
開花10〜11月
生or陰干しで冷え性、腰痛、リウマチ他の薬(入浴剤)になるそう